2026年11月19日(木)に、ソフトウェア品質向上セミナー「東海理化に学ぶ AI駆動開発のアプローチ ~生成AIによる効率化と品質をどう両立するか~」をオフライン(会場:TKPガーデンシティPREMIUM横浜ランドマークタワー)とオンライン(Zoom)のハイブリッド形式で開催します。
生成AIを活用した開発が広がる一方で、このような課題に直面していませんか?
- 「生成AIでコード生成やレビューを進めているが、その結果を裏付けるエビデンスがない」
- 「AIによる修正が、システム全体の構造や依存関係を崩していないか不安がある」
- 「生成AIを取り入れた開発を継続的に検証できる仕組みを構築したい」
- 「開発状況や品質の変化を、データを用いて継続的に把握したい」
生成AIの活用により、開発効率は大きく向上しています。AI駆動開発では、生成AIがコードを書き、生成AIがレビューする場面も登場してきました。一方で、生成AIによるレビューは推論に基づくため、それだけでは品質の根拠にはなりません。静的解析やテストによるエビデンスでAIレビューを補完し、裏付けることが不可欠です。また、指摘を修正する際にシステム全体の構造や依存関係を考慮しなければ、かえって保守性を損ない、技術的負債を積み上げることになります。
AIコーディングツールの導入後、静的解析の警告は約30%、コードの複雑度は約41%増加し、この蓄積した技術的負債が長期的な開発速度低下の主な要因になったとする海外の調査報告もあります(※1)。生成AIで開発効率を高めながら品質・保守性を守るには、検証と修正の根拠をツールで確かめ、その状態を継続的に把握し続ける仕組みが重要になります。
※1 : Carnegie Mellon University : Hao He, Courtney Miller, Shyam Agarwal, Christian Kästner, Bogdan Vasilescu, “Speed at the Cost of Quality: How Cursor AI Increases Short-Term Velocity and Long-Term Complexity in Open-Source Projects”, MSR 2026 (Mining Software Repositories 2026)
本セミナーでは、国内有数の自動車部品メーカーの一つである東海理化様をお招きし、AI時代のソフトウェア開発における品質・保守性の確保と開発効率向上に向けた取り組みをご紹介いただきます。あわせて、静的解析やソフトウェア構造分析を活用した、AI駆動開発の実現に向けた考え方と取り組みについても解説いただきます。
テクマトリックスからは、生成AIを活用した開発を支えるソリューションとして、次の4つをご紹介します。
- 構造・依存関係を踏まえたコンテキスト整備と、AIによる修正案の最適化(Understand・Lattix)
- AI生成コードの品質担保とAIによる自律的なコード修正(C/C++test)
- AIコードを継続的に検証するCI基盤(開発基盤ソリューション)
- データを活用した開発状況と品質の変化の継続的な可視化(Quomiru)
開催形式は、オフライン(会場:TKPガーデンシティPREMIUM横浜ランドマークタワー)とオンライン(Zoom)のハイブリット形式です。オフライン会場は、同日に開催される「EdgeTech+ 2026」の会場であるパシフィコ横浜からアクセスしやすい場所にあります。オフライン会場では、ご参加者の皆さま、弊社技術・営業メンバーとの交流会を予定しています。講演内容に関するご質問や、日頃の開発課題について気軽にご相談いただける機会です。ぜひ会場でのご参加をご検討ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
ソフトウェア品質向上セミナー開催要項
【セミナータイトル】
【ソフトウェア品質向上セミナー】
東海理化に学ぶ AI駆動開発のアプローチ ~生成AIによる効率化と品質をどう両立するか~
【アジェンダ】
- 生成AIを”統制”する開発へ ~Understand/Lattixの解析データで、AI生成コードの品質・保守性を守る~
講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
概要:生成AIは開発効率を大幅に向上させる一方で、AI生成コードは「動作する」ものの「構造を崩す」リスクがあり、同じ指示でも結果が実行ごとに変わることがあります。だからこそ、生成AIの判断には、毎回同じ結果が得られるツールの解析データという”根拠”が欠かせません。本セッションでは、Understand・Lattixが提供する解析データ(構造・依存関係、設計ルール、メトリクス)を生成AIに渡し、設計を守ったコード生成を実現する方法を紹介します。さらに、依存関係と影響範囲を踏まえた最適な修正案を生成AI自身に導き出させるアプローチを、検証例を交えてご紹介します。 - AIを活用したコーディング規約違反の自律的な修正
講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
概要:AIによるコード生成が普及するなか、”決定論的なコード解析ツール”による品質担保の重要性は増しています。また、AIはコーディング支援にとどまらず、次に期待されるのは、意味のある行動を自律的に起こしてソフトウェアを改善するエージェント型システムです。
本セッションでは、効率的にコード品質担保する解析ツールC/C++testにて、詳細かつ構造化された技術データをAIエージェントと連携し、 自律的な違反修正を実現する方法をご紹介します。 - 【特別講演】目的論・推論・決定論で考えるAI駆動開発
講演者:株式会社東海理化 エレクトロニクスビジネスセンター エレクトロニクス基盤技術部 エンジニアリング革新室
室長 小林 大作様
担当 大成 仁太様
概要:AIは単なる開発効率化ツールではなく、開発プロセスそのものを再設計するための基盤技術として注目されています。その際に重要となるのが、開発業務を「人が担うか、AIが担うか」という観点ではなく、「目的論」「推論」「決定論」の観点で整理することです。
まず人は、何のために製品を開発するのか、どのような価値を実現するのかという目的を定義します。次に、その目的を実現するためのアーキテクチャや設計方針、トレードオフを検討する推論を行います。そして、コーディング規約の遵守や品質基準への適合確認、テスト結果の判定など、ルールに基づいて機械的に判断できる決定論的な作業は、自動化・仕組み化の対象とします。
本セッションでは、この考え方をもとに、人の役割をどのように再設計していくべきかを解説します。また、静的解析、ソフトウェア構造分析、アーキテクチャ整合性管理などの技術を活用しながら、推論と決定論を組み合わせた開発の仕組みをどのように構築しようとしているのか、その構想と取り組みをご紹介します。 - AI駆動開発時代のCI/CDパイプライン
講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
概要:生成AIがコードを書く時代になり、CI/CDの役割が大きく変わりつつあります。本講演では、AI生成コードの信頼性確保という課題に対し、CI/CDの役割がどのように変わってきているのかを説明し、アーキテクチャ検証、コーディング規約検査など、具体的な実装事例をご紹介します。 - 開発データ活用を促進する Quomiru のご紹介
講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
概要:Quomiru(クオミル)は、「プロジェクトが健全に進行しているか」「プロダクトやソフトウェアがリリースできる状態か」という問いに、結論と根拠まで示すダッシュボードツールです。生成AIの導入による実装速度やコード量の増加に伴い関係者の意思決定負荷がさらに高まっている今こそ重要な、開発データの有効活用方法をご紹介します。 - 質疑応答
【開催概要】
- 日程:2026年11月19日(木)
- 時間:13:30~16:30(開場13:15)
- 参加費:無料
- オフライン会場
定員:35名(先着順)
会場:TKPガーデンシティPREMIUM横浜ランドマークタワー カンファレンスルームG
最寄り駅:JR京浜東北線「桜木町駅」徒歩5分、みなとみらい線「みなとみらい駅」徒歩5分
※ご同業の方の参加はご遠慮いただいております。
※オフライン会場では、セミナー終了後、ご参加者の皆さま、弊社技術・営業メンバーとの交流会を予定しています。 - オンライン会場
定員:100名(先着順)
利用システム:Zoom
参加方法:開催時刻になりましたら、受付完了メールにてお知らせするURLに、
Webブラウザーでアクセスください。
※ご同業の方の参加はご遠慮いただいております。 - 詳細
【申込方法】
こちらよりお申し込みください。
受付完了メールにて、セミナー参加用のURLをご案内いたします。
「生成AIで作れる」だけでなく、「生成AI時代でも品質・保守性を維持・改善し続けられる」開発体制を実現するための、実践的なアプローチをお届けします。ご興味がある方は、是非このセミナーへご参加ください。
