2026年8月25日(火)にエクスモーション様と共催で開催した「負債が資産に変わる!AI時代に必須の再利用設計とアーキテクチャ可視化の極意 ~SPL(ソフトウェアプロダクトライン)とリファクタリングの実践~」は多くのお客様にオンラインでご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。
当日は、エクスモーション様からは、AI時代においてこそ投資対効果を最大化させるSPLの戦略的価値をご説明いただきました。テクマトリックスからは、ツールとAIを連携させ、設計を「可視化」し、リファクタリングを「実行」する実践プロセスをご紹介しました。
開催内容
- AIに任せる時代だからこそ、効いてくる”構造” — SPL開発とAIの本当の関係
講演者:株式会社エクスモーション コンサルティング本部 シニアコンサルタント 吉元 崇氏
概要:
ソフトウェアの比重増大、類似製品の氾濫、OTAによる変更の高頻度化——自動車開発の現場では、いま改めてソフトウェアプロダクトライン(SPL)開発に取り組む動きが広がっています。一方で生成AIの台頭により、「共通資産を整備せずとも、変更はAIに任せれば対応できるのでは」という見方も生まれています。本当にそうでしょうか。
本セッションでは、AIにコードを任せる前提のもとで取り得る複数の戦略をシミュレーションで比較し、AIを真に活かすには「単一責務・適切な規模・低い依存関係」を備えた構造、すなわちSPL化が不可欠であることを示します。AIはソフトウェアの構造を不要にするのではなく、むしろ構造の価値を高める——その理由と、既存資産の依存関係をほどきながらコア資産を構築していく実践的なアプローチを、SPL開発の現場知見とともにお話しいただきました。 - Lattix+生成AIで進めるSPL開発の実践術 ~可視化・リファクタリング・予防の3段階アプローチ~
講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部 公地 龍之介
概要:
AI時代においてこそ「構造」の価値が高まることが示されています。しかし、いざ現場で既存資産を解きほぐし、再利用可能なプロダクトライン(SPL)を構築しようとすると、「複雑すぎて構造が見えない」「影響範囲がわからずリファクタリングが怖い」「ルールが形骸化している」といった壁に直面し、プロジェクトが失速してしまうケースが少なくありません。本セッションでは、アーキテクチャ分析ツール「Lattix」による構造の可視化と、最新の生成AIを組み合わせた実践的なアプローチを解説します。これまで「先延ばしにされてきた」リファクタリングは、AI AgentがLattixの解析結果を読み取り、修正案の提示からコード実装までを担うことで「実行可能な計画」へと変わります。さらに、最初からアーキテクチャを壊さない実装を強制する「ハーネスエンジニアリング」の手法もご紹介いたしました。
開催結果
ご参加の皆様からは当日、エクスモーション様に対してSPLやリファクタリングに関する多くの具体的なご質問をいただきました。特に、AIやClaude Codeの活用に関しては、依存関係の整理や循環依存の検出、優先順位の提案方法、構造改善の必要性など、関心が高いことがうかがえました。
当日ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
本セミナーの講演資料をご案内申し上げます。
ご興味のある方は、ぜひこちらからお申込みください。
その他、ご不明な点やご質問などありましたら、Lattix製品カスタマーセンター までお気軽にお問合せください。
