Understand 3.0 の新機能 – 強化されたパーサー について紹介します。
以前の投稿で触れたように、今回のアップデートで新たに4つの解析対応言語(Objective C/C++, COBOL, Python, Assembly)が増え、さらに、C/C++ にはより厳格に解析可能なStrictモードが新たに搭載されました。
Understand 3.0 の言語選択画面です。
選択項目に、新たに COBOL, Assembly, Python が追加されているのが確認できます。
※Objective C/C++はStrictモードを選択することで解析できます。
C/C++ Strictモードでは、インクルードパスやマクロの設定、ターゲットのアーキテクチャやOS、言語規格などを指定することで、Understand 2.6 の解析モードと比較し、より厳格な解析が可能となり、C++テンプレート、オーバーロード関数、COMクラスを含むコードがより正確に解析できるようになりました。
また、従来のUnderstand 2.6 の解析モードはFuzzyモードという名称になり、これまで通り利用することができます。
手軽に解析結果を得たい場合にはFuzzyモードを、設定項目は増えますがより厳格な解析結果を得たい場合にはStrictモード、といった形で使い分けることができます。