Understand 3.0で新たに搭載された、お気に入り機能についてご紹介します。
これはすごく便利です!!
お気に入り機能とは、Understand内で表示されるファイルやグラフィカルビューなどを”お気に入り”として登録し、webブラウザーのお気に入り(ブックマーク)のようにすばやくアクセスできるものです。
Understand 2.6では、Understand起動後に任意のエンティティを探して、右クリック等から情報ブラウザやグラフィカルビューを表示していました。それに対して、Understand 3.0では、それらをあらかじめお気に入りに登録しておくことにより、任意の情報をすぐに表示できるようになりました。
お気に入りに登録できるものは、以下の通りです。
- ファイルへのリンク(ファイル指定、行指定、エンティティ指定)
- 情報ブラウザー ビューへのリンク
- 依存関係ブラウザー ビューへのリンク
- グラフィカル ビューへのリンク
- ソース コードに貼り付け可能なテキストの保存(ダブルクリックすることで、テキスト情報をクリップボードにコピーできる)
お気に入りへの登録は、エンティティ上で[右クリック]-[お気に入りの追加]からお気に入りグループを選択して登録する方法と、以下の画像で赤く囲んでいる部分から登録する方法があります。
以下の画像は、サンプルプロジェクト(fastgrep)で表示されるいくつかの情報をお気に入りに登録したものです。
任意の項目をダブルクリックで表示する方法と、画像の赤く囲んだ部分をクリックして登録されているお気に入りをすべて表示する方法があります。
また、画像の青く囲んだ部分をクリックすると、お気に入りの削除や順番の変更などが行えます。
お気に入りのグループは任意で追加できます。
以下の画像のように目的に応じたお気に入りのグループ(例:関数 reg に関するもの)を作成し、プルダウンでお気に入りを選択できます。
この機能によって、一度表示させたものをより手軽に表示させたり、一度に複数のグラフィカルビューなどを表示できるようになりました。