2026年5月21日(木)に開催した、三菱電機様事例セミナー「AI時代に“正確で再現できる”構造理解を〜Understand×VS Code拡張×AI連携で保守性改善〜」は多くのお客様にオンラインでご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。
当日は、三菱電機株式会社 海川様にご登壇いただき、レガシーコード解析にUnderstandを活用された事例をご講演いただきました。長年の改修や担当者交代によりブラックボックス化が進んだコードに対しては、Understandを用いて構造解析し、構造を客観的に把握された具体的な活用例を通じて、開発現場での効果や実践的なポイントを解説していただきました。
テクマリックスからは、Understandを用いて、AIが生成したコードの保守性を維持修正する方法、コーディング中にUnderstandのVS Code拡張機能を用いて構造把握する方法をご説明いたしました。

開催内容
- ソースコード解析ツール「Understand 7.0」のご紹介
講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
概要:ソースコード解析ツール「Understand 7.0」のご紹介しました。巨大化と複雑化が進むソフトウェア開発を成功させるためには、ソフトウェア構造を正確にかつ迅速に把握することが欠かせません。「Understand」は、関数や変数、ファイルといったさまざまな要素に関する情報を詳細に解析し、開発者が容易にそれらの情報にアクセスできる環境を提供します。10年来開発が続く古いソースコードで数百万行に達する大規模なソースコードや、AIが生成したような扱いが難しいソースコードであればあるほど「Understand」はその真価を発揮します。 - 【事例】レガシーコード解析におけるUnderstandの使用事例
講演者:三菱電機株式会社
名古屋製作所 FAシステム部
海川 良慶様
概要:レガシーコード解析におけるUnderstandの活用事例を紹介します。長年の改修や担当者交代により、ドキュメントと実装の乖離、複雑な依存関係、コメント不足などの問題が生じ、コードのブラックボックス化が進んでいます。これにより不具合リスクの増加や開発スピードの低下が発生しており、構造を客観的に把握するための解析と可視化が不可欠となっています。Understandを用いることで、実装から直接解析を行うため表示情報と実装の一致が保証され、メトリクスツリーマップやディレクトリストラクチャによる構造の可視化、シーケンス図やフローチャートによる実行条件の明確化、Gitリポジトリ比較機能による変更点の影響確認が可能になります。全体構造の把握から詳細な変数トラッキングまで、多様な視点でのコード解析手法を具体的な活用例とともにご紹介いただきました。 - 「Understand」を活用したAI時代のソフトウェア開発~Understand×VS Code×AI~
講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
概要:Understandの最新バージョンで利用可能なVisual Studio Code拡張機能と、AI連携(MCP連携)を活用したユースケースをご紹介します。あわせて、実際の連携方法や活用イメージが分かるデモンストレーションも交えてご紹介しました。
開催結果
ご参加の皆様からは当日、三菱電機様に対してUnderstandの利用状況や解析環境、機能活用に関する多くのご質問をいただき、事例への関心の高さがうかがえました。
また、アンケートでは以下のようなコメントをいただきました。
- 「開発ドキュメントがない、過去のレガシーコードの再利用(機能追加、不具合対応等)が求められる中、人の作業ではなく、ツールを利用し、早く正確に再利用するためのツールとして参考になりました。」
- 「AIによるソフト開発が増えてきているため、Understandをうまく利用していきたい。」
- 「AI活用やVSCode連携によるメトリクスの指摘修正サイクルについて大変興味が持てました。」
当日ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
本セミナーの講演資料をご案内申し上げます。
ご興味のある方は、ぜひこちらからお申込みください。
※三菱電機株式会社様の講演資料につきましては、講師様のご意向により、ご提供を控えさせていただいております。
その他、ご不明な点やご質問などありましたら、SciTools 製品カスタマーセンター までお気軽にお問合せください。
