ソフトウェア品質向上セミナー「技術的負債をどう解消する?話題のITエンジニア本大賞2023技術書部門大賞受賞者が、開発生産性を高める、変更容易性設計のポイントを徹底解説!」に、たくさんのお申込みをいただきまして、ありがとうございました。
2023年7月28日、仙塲 大也(ミノ駆動@MinoDriven)様を講師にお招きして開催した「ソフトウェア品質向上セミナー」は、多くのお客様にオンラインでご参加いただき、またオフライン会場とハイブリッドで同時開催し、大盛況のうちに終了いたしました。
当日は、講師の仙塲様より、技術的負債に対処し、開発生産性を高める、変更容易性設計やリファクタリングの勘所について解説していただきました。テクマトリックスからは、UnderstandとLattixではじめる品質改善、品質向上ソリューションについてご紹介を行いました。
開催内容
- ソースコード解析ツール「Understand」/アーキテクチャ分析ツール「Lattix」のご紹介
講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部 - 開発生産性を高めるための、変更容易性設計とリファクタリングの導入アプローチ
講演者:株式会社スタメン 仙塲 大也(ミノ駆動@MinoDriven)氏
概要:
コード変更するとすぐバグが生じる、新機能をどこに実装していいのか分からない、正確なコード変更に何日もかかる。こうした変更の難しい、メンテ困難なコードは技術的負債と呼ばれ、開発生産性の著しい低下を招きます。経産省によると、技術的負債による経済損失は約12兆円、国家予算に匹敵する損失が、毎年生じるとの試算。この問題はどのソフトウェア開発現場においても喫緊の課題です。技術的負債の解消には設計やリファクタリングが有効です。しかし設計やリファクタリングの実績のない現場では、設計リテラシーが低く理解が得られない、導入コストに躊躇するなど、さまざまハードルが伴います。本セッションでは、開発現場に設計やリファクタリングを導入するためのおさえるべき要点や考え方を解説いただきました。 - Lattix・Understandではじめる品質改善
講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
概要:
本セッションでは、「Understand」と「Lattix」を使った変更容易性の改善方法に加えて、2023年5月にリリースした「Understand 6.3」でアップデートされたいくつかの機能についてもご紹介いたしました。 - ソフトウェア品質向上ソリューションのご紹介
講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
開催結果
セミナーでは、仙塲様とご参加いただいた皆様と活発な質疑応答があり、アンケートにおいても「変更容易性という観点でソースコードのリファクタリングを行うことが参考になった」や「“スモールスタート”、“目的の減衰”を再認識させられた」などの多くのコメントをいただきました。
当日ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
本セミナーの講演資料を、仙塲様よりご提供いただきましたので、ご案内申し上げます。
ご興味のある方は、ぜひこちらからお申込みください。
その他、ご不明な点やご質問などありましたら、SciTools 製品カスタマーセンター までお気軽にお問合せください。