解析オプションの指定

Undestand は、特に複雑な設定をおこなわなくても解析を完了することができるのが利点の一つですが、解析に関する様々な設定をおこなうこともできます。

今回は、C/C++言語解析時のいくつかの設定の中から「コンパイラの設定」について紹介します。

C/C++ では、コンパイラによっていくつもの「方言」があります。例えば、内部で定義されている暗黙のマクロ定義や、独自の型などです。

Understand では、解析実行時にコンパイラを使用しませんが、コンパイラの種類の指定をおこなうことで、これらのマクロ定義や独自の型などを、解析結果に反映することができます。

現在は、ARM, GNU GCC, Microsoft Visual Studio, Solaris, Green Hills など、約50種類が指定可能です。

コンパイラの設定をするには:

新規プロジェクト作成時に指定する方法

  1. 新規プロジェクトウィザード[解析準備完了]ダイアログまで進み、[詳細設定]を選択して[完了]を選択します。
  2. [プロジェクトの設定]ダイアログが表示されますので、[C++]>[オプション]を選択します。
  3. コンパイラの設定プルダウンメニューが表示されますので、プルダウンメニューより該当のコンパイラを選択します。
  4. 設定後、[OK]を選択して解析を行います。

プロジェクト作成後に指定する方法

  1. ツールメニュー[プロジェクト]-[プロジェクトの設定]を選択します。
  2. [プロジェクトの設定]ダイアログが表示されますので、[C++]>[オプション]を選択します。
  3. コンパイラの設定プルダウンメニューが表示されますので、プルダウンメニューより該当のコンパイラを選択します。
  4. 設定後、[OK]を押下して再解析を行います。
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