「Understand 3.1」ではWeb言語解析機能も拡張され、node.js、jQueryに対応しました。
具体的に拡張された機能を紹介します。
- 「node.js」への対応
モジュールの require の依存関係を取得できるようになりました。具体的には、情報ブラウザーの表示項目に Requires / Required By が追加され、ファイルのリファレンス情報に、参照している require の情報が表示されるようになりました(画像赤枠)。また、対応グラフ(Requires Graph / Required By Graph)も追加されました。
※ソースコードには、「tupai.js」を使用しています。
- 「jQuery」への対応
セレクターをエンティティとして取得できるようになりました。具体的には、情報ブラウザーの表示項目に jQuery Selector Uses が追加され、ファイルが使用しているセレクターの一覧が表示されるようになりました。(画像赤枠)また、エンティティフィルターで、JavaScript jQuery Selectors を選択可能になりました。
※ソースコードには、「jquery-ui-map」を使用しています。
Understand はバージョンアップする度に新機能の追加や機能拡張を続けています。
今回新たに対応した「node.js」と「jQuery」のように、続々と追加/改良されていますので、数年前に一度評価してみた、触ってみたという方は、今のバージョン (Understand 3.1) との違いに驚くと思います。評価用のライセンスもありますので、再度使ってみてください。