Understand APIチュートリアル2:最初のAPIスクリプトの作成

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本記事は米国向けに公開されている開発元のブログ記事をベースとし、日本国内のUnderstand 7.0 APIの活用をご検討されているお客様向けに加筆・修正を加えたものとなります。

前回の記事はこちらをご確認ください。

※一部の記事の内容ではUnderstand 6.5が使用されていますが、基本的な機能はUnderstand 7.0でも同様にご利用いただけます。

チュートリアル目次

第1回:Understand APIチュートリアル1:Python API入門

第2回:Understand APIチュートリアル2:最初のAPIスクリプトの作成

第3回:Understand APIチュートリアル3:Entity、References、Kind Filterとは

第4回:Understand APIチュートリアル4:字句解析(Lexer、Lexemeとは)

第5回:Understand APIチュートリアル5:グラフ

第6回:Understand APIチュートリアル6:インタラクティブレポート

Understandプロジェクトを開く

まず、Understandプロジェクトを開いてそのプロジェクトのファイル名をすべて出力する、非常に単純なPythonスクリプトを見てみましょう。

sample.py

import understand
db = understand.open("C:/projects/test.und")
for file in db.ents("file"):
   print(file.longname())

このスクリプトの各コンポーネントを分解して見ていきましょう。

import understand

understandライブラリを使用する場合は、各スクリプトの先頭にこの行を含める必要があります。

db = understand.open(“c:\projects\test.und”)

db変数には、プロジェクトに関連するすべてのデータが格納されます。スクリプトを実行するプロジェクトを指定するには、understand.open()を使用してください。すべてのPythonスクリプトは、Understandプロジェクトを指定することから始めてください。Understandプロジェクトは常に拡張子.undで終わります。

for file in db.ents(“file”):

   print(file.longname())

プロジェクト内のすべてのファイルについて、完全なパス名を出力します。「ents」はエンティティの略で、次回(チュートリアル 3)で詳しく説明します。「db.ents(“file”)」はプロジェクト内のすべてのエンティティを検索し、ファイルとしてラベル付けされたエンティティだけをフィルター処理します。