今回は、Understand の比較機能について、ご紹介します。
Understandは、メインメニュー[ツール]-[比較]から、下記の比較機能を選択できます。
- ファイル/フォルダーの比較
比較対象は、任意のファイル間、またはフォルダー間での比較です。
選択したディレクトリのサブディレクトリも比較されます。 - エンティティ比較
比較対象は、現在開かれているUnderstandプロジェクト中に存在する2つのエンティティ(変数、関数、ファイルなど)間での比較です。 - テキスト比較
比較ウィンドウの左側と右側のテキストフィールドに任意のテキストを貼り付けて比較します。
例: フォルダー比較
- [ツール]メニューの[比較]-[ファイル/フォルダーの比較]をクリックします。
- [比較対象ファイルまたはフォルダーの選択]画面の左と右で、「フォルダーの参照」ボタンをクリックし、比較対象のフォルダーを選択します。
または、比較対象のフォルダーパスを設定します。 - [比較]ボタンをクリックします。
下記画面のように、上部のセクションにはフォルダー、ファイルレベルの差異が表示され、
個々のファイルを選択した場合、コンテンツの比較をおこなうことができます。
※選択している行の差異は青色でハイライトされ、他の差異は赤色でハイライトされます。
マルチバイト文字(日本語)を含むファイルの比較の場合には、比較結果画面の[オプション]ボタンのドロップダウンメニューで、「Unicodeとして処理」にチェックを入れてください。
差分結果は、比較結果画面の「パッチの保存」ボタンをクリックし、パッチファイルとして、ユニファイド形式(unidiff)で保存することができます。
また、比較結果画面では、差異があるファイル/フォルダーの表示切り替えや差分のコピー、マージをすることもできます。
このように、Understandには簡単なDiff機能も備えていますので、是非ご活用ください。