Understand 4.0」の販売を、平成27年6月25日より開始しました。
この度リリースされる「Understand 4.0」は、本製品の機能をEclipse上で利用できる、Eclipseプラグイン機能が追加され、開発環境との親和性が向上しました。また、ソースコードからUMLシーケンス図を生成・描画する機能が追加され、オブジェクトの振る舞いを視覚的に確認できるようになりました。
「Understand 4.0」の特長
- ソースコードからUMLシーケンス図を生成
グラフィカルビューに、UMLシーケンスダイアグラムが追加され、メンバーメソッドからコールされた関数やメソッドをシーケンス図として描画できるようになりました。シーケンス図からオブジェクトの振る舞いを確認できるので、ソースコードの理解が容易になります。
※ 対応言語:C++ / Java / C# - Eclipseプラグインをサポート
Eclipse上でUnderstandの機能を利用できるEclipseプラグインがサポートされました。- エンティティフィルター
プロジェクトを構成するエンティティ(ファイル、クラス、関数、変数、パッケージなどの要素)をユーザーが指定した種類で絞り込み、リスト表示します。 - 情報ブラウザー
選択したエンティティについて、変数、呼び出し、呼び出し元、グローバル変数といったエンティティに関連する情報を表示します。 - メトリクス測定
ソースコードに対して、ソースコードの複雑度を示す、メトリクス分析を実施します。 - メトリクスツリーマップ
メトリクス値をコードの大きさや色の濃さによって可視化します。 - Control Flowグラフ
関数の制御フローチャートを表示します。 - Calls/CalledByグラフ
関数やメソッドの呼び出し関係をコールグラフで表示します。 - Butterflyグラフ
関数やメソッドの呼び出し/被呼び出し関係をひとつのダイアグラムに表示します。
Eclipseのバージョン:Ver.4.2、4.3、4.4 (64bit推奨)
- エンティティフィルター
- 2つのエンティティの関連を示す、リレーションシップグラフを追加
任意の2つのエンティティ間の関連を表示する、リレーションシップグラフが追加されました。従来のCalls/CalledBy グラフなどでは困難だった、任意の2つのエンティティ間の関連をより効率よく確認できます。 - リファクタリング支援機能を追加
リファクタリング作業として頻繁に実施される、エンティティ名の変更、関数の抽出(任意の範囲の関数化)、関数のインライン化、といった作業を支援する機能が追加されました。
※対応言語:C / C++ - サポート言語の拡張とインポートできるVisual Studio プロジェクトの拡充
Java 8、C++11、C++14、PHP 5.6、Fortran 2008 がサポートされました。また、VS 2013 C++ プロジェクト(*.vcxproj) 、VS 2012/2013 C# プロジェクト(*.csproj) のインポートに対応しました。
平成27年6月25日において、保守サービスをご契約いただいているUnderstandユーザー様には、「Understand 4.0」バージョンアップ製品を無償でご提供します。
バージョンアップ版のご案内は、7月7日以降、順次おこなっていきますので、今しばらくお待ちください。
詳しくは、Understand 4.0 のプレスリリース をご覧ください。