Understand 4.0 では、新たにリファクタリング機能が追加されました。リファクタリング機能を活用することで、エンティティの名前の変更や関数化といった編集作業を、より簡単におこなえるようになりました。
Understand で利用可能なリファクタリング機能には以下のようなものがあります。
- 名前の変更
- 関数の抽出
- 関数のインライン化
- 変数の抽出
名前の変更
関数や変数の名前を、プロジェクト全体を通じて一括で変更します。
各種ウィンドウやエディター上で、名前を変更したいエンティティを選択し、右クリックメニュー[リファクタリング]-[名前の変更]を選択します。
関数の抽出
一連の処理を、新しい関数として抽出します。抽出される一連の処理は、作成される新しい関数の呼び出しで置換されます。
エディター上で任意の処理を範囲選択し、右クリックメニュー[リファクタリング]-[関数の抽出]を選択します。
関数の名前、パラメーターなどの定義をおこないます。
プレビュー後、確定することで変更が反映されます。
関数のインライン化
関数の抽出とは逆に、任意の関数を一連の処理として展開します。
各種ウィンドウやエディター上で、任意の関数を選択し、右クリックメニュー[リファクタリング]-[関数のインライン化]を選択します。
変数の抽出
任意の式を、ローカル変数として抽出し、新たなローカル変数を作成します。
エディター上で任意の式を範囲選択し、右クリックメニュー[リファクタリング]-[変数の抽出]を選択します。
各種リファクタリング機能は、現在はC/C++でのみ利用可能です。(他の言語では、”名前の変更”のみ利用可能です)