Understand 3.1 新機能 – フローチャート (Control Flow グラフ) の拡張/改善

「Understand 3.1」では、新たなフロー生成エンジンを搭載し、大きく分けて二点の拡張/改善がおこなわれました。
一点目は「対応言語の拡張」、二点目は「従来の対応言語に対する改善」です。

対応言語の拡張

Understand 3.1 では、Pascal や Web (JavaScript, PHP) 言語に対して、リファレンス情報の参照依存関係の可視化だけではなく、フローチャートの生成にも対応しました。
以下の画像は、新たに対応した Web (JavaScript)言語 のフローチャートを生成したものです。
※ソースコードには、「tupai.js」を使用しています。

従来の対応言語に対する改善

いくつかの改善のなかから、Javaの例外処理 (「try-catch-finally」文) フローの表示改善を紹介します。
※ソースコードには、「jakarta-ant」を使用しています。

上記の例外処理をフローチャートで出力し、Understand 3.0(左図) とUnderstand 3.1(右図)で比較してみましょう。①~④の例外処理に関する制御フローの表示が改善され視認性が向上しました。

Understand 3.1 では、制御フローをより簡潔に表現し、catch節からfinally節に遷移する矢印も正しく表示(赤枠、紫の矢印)されるようになりました。


Pascal や Web 言語のフローチャートをこれまで人手で作成していた方、様々な言語の制御フローを可視化したい方は、Understand 3.1 によるフローチャートの生成をお試しください。

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