前回、システムを概要的に確認できる「依存関係グラフ」を紹介しました。依存関係グラフを利用することで、ディレクトリ・ファイル間の関係を抽象的なビューで確認することができます。
今回は、これら依存関係をさらに詳細に確認する「依存関係ブラウザー」を紹介します。
依存関係ブラウザーを表示するには：
- 依存関係グラフ上で、詳細を確認したい要素を選択して右クリックします。
- 右クリックメニューから[依存関係の表示]を選択します。
依存関係ブラウザーでは、選択した要素が持つ依存関係の詳細（どの関数や変数が何行目で、どのような依存関係を持っているのか）をすぐに確認できます。
このように、依存関係グラフと依存関係ブラウザーを併用することによって、システムを俯瞰したレベルからドリルダウンし、関数や変数レベルの詳細な分析までをスムーズに行うことができます。
