前の記事で、「Understand 4.0 Mac OS X版のサポート開始」をご案内しました。
今回は、Mac OS X上で、Mac版を用いて、Objective-C/C++を解析する場合の設定についてご紹介します。
Objective-C/C++の解析設定
Objective-C/C++コードの解析は、C/C++(Strict)モードで解析してください。
(Fuzzyモードは、Objective-C/C++の解析に対応していません)
また、iOSコードを解析する場合、以下のようなプロジェクト設定をおこなうことで、より正確な解析が可能になります。
メニュー[プロジェクト]-[プロジェクトの設定]を選択し、プロジェクト設定画面を表示します。
- [言語] : C/C++のチェックボックスをオン, Strictのオプションをオン
- [C++(Strict)]-[オプション] : Arch:arm, Vendor:apple, OS:ios
- [C++(Strict)]-[インクルード] のシステムルート :
iOS SDKのパス(Xcodeアプリケーションに含まれるSDK)を設定します。
例)
/Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Platforms/iPhoneSimulator.platform/Developer/SDKs/iPhoneSimulator7.1.sdk
WindowsやLinux上でObjective-C/C++コードを解析する場合は、以前の記事「Objective-Cの解析」を参照ください。